意外と知らない体毛のメカニズム

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身体にある毛と言ったら、頭髪や腕毛、すね毛など身体の至る所にあります。

体毛については知っているようで意外と知らない事もあると思うので、この度まとめてみました。

体毛の役割

服

①体毛は,体表からの放熱を防ぎ、一定の温度に保つ役割のひとつを担っていると考えられ、毛そのものからの放熱が非常に少ないのに加えて,毛と毛の間にふんだんに蓄えられた空気層が外気温と体表の間の断熱材として働くことで保温機能を助けています。もとはこれが体毛の第一の役割でしたが、人類が衣服を身につけはじめたことによって、この役目は不要となり、退化していったとも言われているようです。

また、放熱を防いで発熱コストを下げるだけでなく,熱くなり過ぎないように太陽の熱から体を守り、紫外線を防ぐ役割もあります。

②触覚機能があり、毛を作り出す毛包組織には,神経の末端が接触しているため,毛に伝わった振動は接触刺激として脳に伝えられるようです。これにより、体毛は「感覚器官」として何かが体に直接触れる前に、体毛に触れることで、微妙な感触をキャッチしてくれているのです。人間の体毛で、触覚機能がもっとも残っているのが髪の毛のようです。

③クッション機能として機械的摩擦から皮膚を保護する効果が考えられます。あとは、部位によってゴミや汗が目に入らないようにするなど、防御壁・フィルターとしての役割もあります。

④有害物質の排出器官として
飲食を通して体の中に取り込まれた有害物質などを,死細胞から構成される毛に蓄積させて,毛の脱落と共に体外へ排出する機構が存在すると考えられているそうです。毛髪検査でその人の様々な情報がわかるのはこの機能がひとつ関わっているのかもしれませんね。

なぜ毛は伸びるのか

毛

体毛は皮膚から外に出ている「毛幹」と、皮膚内にある「毛根」の2つの部分で構成されており、 毛根の根本にあるくぼみを「毛乳頭」といい、体毛の発生源である「毛母細胞」に必要な栄養素を送り込む役割をしています。栄養分を吸収した毛母細胞は、分裂を繰り返して次々と新しい細胞をつくり、それまでにできた細胞を押し出して行くため、体毛となって伸びていくようです。

ということは毛にとってこの毛母細胞がとても大事でこれが壊れない限り、毛は再び生えてくるということですね。

この毛の成長にもサイクルがあるようで、ヘアサイクルと呼ばれます。

このヘアサイクルは成長期(通常2年〜6年)、移行期(徐々に成長が止まっていく時期:2週間程)、休止期(止まってから脱毛するまでの時期:約3ヶ月)の3期に分けられます。

このサイクルも毛一本一本で違っており、それぞれ独自のサイクルを辿るようです。これにより、すべての毛が一気に抜けず、だいたい同じ数を保つ事ができています。

髪の毛だけ抜けていくイメージがありましたが、体毛すべてこのサイクルを辿っており、腕毛なども抜けてはいるはずですが、服を着たり脱いだりするときなどに一緒に抜けてわからなくなっているのかもしれませんね。

なぜ薄毛になるのか

毛深い

頭髪の話になりますが、上記のサイクルにより、自然と毛は抜けていきます。加齢とともにサイクルが短くなり薄毛になっていく様です。

その他には生活環境(睡眠・食事・清潔etc)の影響による栄養・血行障害、遺伝、ストレス、性ホルモンによる影響があるようです。

髪の毛の成長は夜間時に行われていると言われており、夜しっかり寝るというのが髪には良いようです。

また血行は自律神経の働きに大きく影響を受けることから、大きな不安・苦悩によって髪の毛は大きく影響を受けてしまうようです。

ホルモンの影響もあるようですが、様々な説があるようですね。

 

やっぱり、しっかり寝てしっかり食べてしっかり動くことが良いのかもしれませんね。 

参考HP

日本医学育毛協会

島根大学生物資源科学部生物科学科 生物機能学講座 形態形成学 松崎研究室 

ヘアケアの科学 大門一夫先生


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理学療法士

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